税理士試験 5科目一発合格を目指す!

 某会計事務所で働きながら5科目合格を目指して受験勉強中。平成26年(第64回)の試験で一気に5科目をGet予定。(予定は未定)

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化粧品は、通常生活の用に供する物品じゃないの? 

 

 前に書いた記事で、
『今年は専門学校の理論テキストを覚えるだけではなく、
法令通達集も買って読み込むぞ』と宣言しました。

 正直言って面倒ですし、
試験に合格することだけを考えたら無駄と言えるのかもしれません。
実際、専門学校のパンフレットや合格体験記で

「○○の教材だけで合格しました!」
「余計なことをせずに○○の答練を完璧にまわしました」
「法令集は読みませんでしたが合格しました。」

なんてことが書かれているのを見ると、
まずはテキストを完璧に覚えるのが先、それ以外の教材なんて無理無理?
などと、おじさん心は揺れ動いてしまうんですねぇ。

 先日、TAC水道橋校に9月からの受講手続に行きまして、
その足で神保町の三省堂書店に向かいました。
歩いて10分程度の道すがら、「高3のときは毎日よくここを通ったよなあ」
なんて30年ほど前のまだおけけがふさふさしていた頃を思い出していました。
(遠い目・・・)

 そこで、ふと、こんな視点に気づいたんですよ。
大学受験の英語の勉強のためには必ず英和辞典を使うよなあ。
辞書は買うのが当たり前だよねえ。
どうして、税理士試験のために辞書(法令通達集)を買わなかったんだろう?
と。

 まさか、一定レベル以上の大学受験の英語の勉強をするのに
辞書を使わない人はいませんよね?
(いや、いるかもしれませんが、その人は合格できるんでしょうか?)

 ならば、税理士試験の税法の勉強をするのに
法令通達集をなぜ使わないのか?

 使った方がいいに決まってますよね。使えるものなら。
しかも、合格後は、税理士として判断が必要なときにその根拠とする(べき)ものは、
法令、通達や当局のHPで公開されている情報あって
テキスト(解説書)ではないはずです。

 かつて、税理士試験の税法の試験は
事実上の暗記コンテストだったことがあるみたいですね。
計算問題は答練を勝手に手が動く状態になるまで何度も回し、
理論はひたすら丸暗記してそれを単に高速で書き下すことができれば合格できたそうです。

 今は過去問を見ても、
明らかにそうではありませんね。
テキストの文言は答案を書くための材料の一部に過ぎず、
現場でそれを適切に加工して書くことも求められています。
言い切ってしまいましたが、少なくとも私にはそう思えます。

 確かに理論テキスト(理論マスター、サブノート)は法令通達の切り貼りなので、
それさえ覚えれば実質的に法令通達集も勉強したことになる、
ということは言えると思います。

 でも、今年(平成24年第62回試験)の消費税でやっちまいました。

はい、前置きが長かったですねえ。ここからが題名の内容です。

 こんな問題が出題されました。(意訳です)

 次の取引は課税取引、非課税取引、免税取引、不課税取引のうちのどの取引に該当するか。
(1) 輸出物品販売場が非居住者に対し、デジタルカメラを販売する取引
(2) 輸出物品販売場が非居住者に対し、化粧品を販売する取引

 ※金額も書いてありましたが、覚えていないのであえて書きません。
  どちらも1万円は超えていたような?

 これをどうやっちまったかというと、
「デジカメも化粧品も、通常生活の用に供する物品じゃん。」
「しかも、どっちも1万円超えてるし。」
「じゃあ、どっちも免税だ。」
「でもなあ、わざわざ2問に分かれているんだから、
 どちらかは異なる結果になるはずなんだけどな。」 (←お、いいつっこみ。)
・・・thinking time ・・・・・
「でも、マスターに何も書いてなかったから
 どっちも同じ結論でいいや。」  (← あぁ~、終了)

 とまあ、こういうわけでした。

 確かに、理論マスターには
「輸出物品販売場における輸出物品の譲渡に係る免税」
の規定から除かれる具体的な品名は一部だけ書いてありましたが、
完璧に覚えていても、それだけでは上記の区別は付けられませんでした。

 しかし、事前に条文にさえきちんと触れていれば、
こう書いてあったわけです。


消費税法
(輸出物品販売場における輸出物品の譲渡に係る免税)
第八条  輸出物品販売場を経営する事業者が、外国為替及び外国貿易法 (昭和二十四年法律第二百二十八号)第六条第一項第六号 (定義)に規定する非居住者(以下この条において「非居住者」という。)に対し、政令で定める物品で輸出するため政令で定める方法により購入されるものの譲渡(第六条第一項の規定により消費税を課さないこととされるものを除く。)を行つた場合(政令で定める場合にあつては、当該物品の譲渡に係る第二十八条第一項に規定する対価の額の合計額が少額なものとして政令で定める金額を超えるときに限る。)には、当該物品の譲渡については、消費税を免除する。

消費税法施行令(政令)
(輸出物品販売場で譲渡する物品の範囲、手続等)
第十八条  法第八条第一項 に規定する政令で定める物品は、通常生活の用に供する物品(食品類、飲料類、たばこ、薬品類及び化粧品類並びにフィルム、電池その他の消耗品を除く。)とする。
(略)
5  法第八条第一項 に規定する政令で定める金額は、一万円とする。




 ちなみに、これは理論マスターの批判をするために書いたものではありません。
いえ、むしろこういったことにきづかせてくれて感謝しています。

 理論マスター(理論サブノートも同様のようですが)は、
受講生が少しでも暗記がしやすいように
端折っても問題がないと見込まれる部分を徹底的に端折っているものであり
条文そのものではありません。

 だから、そこに書いてあることだけで判断しようとするときには
不足することがあり得るのです。

 その省略されたところを省略したままでで良しとするのか、
その部分を確認することを自らするのかしないのかは
その利用者の判断にゆだねられているわけです。

 したがって、理論マスターは単に規定を書くだけの作文用文例集として割り切り、
省略部分はすべて「一定の」で覚えてしまうのもありだと思いますが、
それならば同時に、

それぞれの「一定の」は具体的に何を指しているのか

を丁寧に見ておく必要はあると私は思いました。

 今年は法規集を購入して戦いますよ。


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 税務経理協会のものは中央経済社のものより高いのですが、
通達部分が横書きなので見やすいです。
私はこれを使います。

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この記事にいただいたコメント一覧

 

おはようございます。。。

ちょっと不確かな記憶だったので、消費税の理サブを探してたんだけど見当たりません。

手元に証拠がないって状態でコメントさせていただきます。

私が消費をやってた頃、このカッコ書きは省略されていませんでしたよ。
このカッコの意味は消耗品、毎日使うようなものって意味が含まれてるって講師が説明していました(その頃はwebで受講)

なので、、化粧品は通常生活の用に供するのではあるけれどテイッシュ等と同じように消耗品として認識するって覚えています。

条文では頭に入らないことも、講師の補足であるとすんなり記憶に残ったりするんですよね。

といいながら、消費税の法規集は買いました(笑)

kater #oPE1xa0. | URL | 2012/08/25 08:50 | edit

ご指摘ありがとうございます

kater さん
 おはようございます。ご指摘ありがとうございます。

 そういえば、講師の方は授業中に
「理論マスターは以前よりも省略して文章を短くした」
「以前の文章で覚えている方は覚え直す必要はありません」
とおっしゃっていましたね。

 そんな専門学校の内部事情だけは覚えていたのに
肝心な中身の方が・・・
(指摘された記憶もありませんけど(-_-))

 ちなみに、平成24年版の理論マスターでは、
通常生活の用に供する物品から除かれる注書きは
「食品類、飲料類、たばこ、電池等の消耗品を除く」
となっていて、化粧品は省略されています。

 なもんで、これは完璧に覚えていましたが、現場では
「普通は、免税店で自分が使う消耗品として化粧品を買うわけじゃないよな」
「免税店で化粧品を買うなら普通は贈答品じゃん」
「通常生活の用に供する物品からは除かれない。」
「だから免税だ!」

って、やっちまったんですよー

 まあ、来年はこんなことがないようにしますよ。
お互いに突破しましょうね。

おやじ税理士もどき #- | URL | 2012/08/26 10:10 | edit

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