税理士試験 5科目一発合格を目指す!

 他業界で働きながら5科目合格を目指して受験勉強再開中。平成30年(第68回)の試験で一気に官報合格します。

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動態論とは何か。 

 

 また例の本屋さんに行って、
財務諸表論の本を立ち読みしてきました。
その結果、この議論(静態論と動態論の対比)はかびがはえていて
事実上封印されている状態であることがわかりました。

 今年に改定されているどの主要な書籍にも、静態論のせの字もでてきません。
私の頭と持っている本が古典的だったようです。
扱っていた本はこちらくらいでした。

通説で学ぶ財務諸表論

 田中 弘 氏(他)著
 出版社 税務経理協会

 発行年月 2009年04月
財務会計論1 基本論点編
 第6版 スタンダードテキスト
 佐藤 信彦 氏(他)編著
 出版社 中央経済社

 発行年月 2012年03月

 よって、概要のみ簡単に。

 簡単に言うと、動態論とは、損益計算を重視する(現行の会計を支える)思考です。
会計の目的を、継続企業の前提があるなかで、
投資者を保護するための損益計算に基づく収益力の表示をすることにおく
ものです。

 つまり、損益計算書を重視する会計観です。
結果として貸借対照表は二の次になりますので、
損益計算書に載らなかったものを時期以降の計算に使うための収納庫としての役割を負うことになります。

 専門的にいえば、
動態論における貸借対照表の役割は、
期間損益計算(収益と費用の差額計算)と
期間収支計算(収入と支出の差額計算)とのずれである
未解消項目を収用する場であり、
一定期間ごとに区切られた期間損益計算を結びつける連結環として位置づけられるのです。

 換金価値は考慮されませんから、
換金価値がなくても、資産として(繰延資産など)
債務がなくても負債として(引当金など)
貸借対照表に計上されるものがあるということです。

 ちなみに、動態論にだけ結びつく用語ではないようですが、
貸借対照表に計上されるべき資格のことを
貸借対照表能力というそうです。

 例えば、繰延資産は
静態論によれば貸借対照表能力がないが、
動態論によれば貸借対照表能力がある
などと表現することができます。

 なお、
  • 収益費用アプローチ(収益費用(中心)観)
  • 資産負債アプローチ(資産負債(中心)観)
とは、継続企業を前提とした上での利益観(利益とは何かという考え方)ですので、

いずれも(特に資産負債アプローチは)
継続企業を前提としていない静態論とは全く関係ありません。
ここ注意点です。
(私はついこの間までここがあいまいでした。)

 つまり、
収益費用アプローチと資産負債アプローチとは、
継続企業を前提とした場合において、利益を
  • 収益費用から導くのか(収益費用を重視するのか)
  • 資産負債から導くのか(資産負債を重視するのか)
という利益の見方、会計の考え方を区別する表現です。

 結局、究極のツボは(私の解釈では)
継続企業を前提としているかどうかにより、会計の考え方が大きく変わる
ということだったんですね。三公準のひとつがこんなに重要だったとは。

 これで、静態論と動態論の話は終わります。以下は専門学校情報を。

 大きなポイントとなる部分は、自分で本を読んでいるだけではわかりませんね。
やはりわかっている人から学ぶのがよいようです。

今回と前回の話は、LECの渡辺先生の授業を受けて学んだことを
書籍で補充して(検証して)確信を得たものです。

どの専門学校でもすばらしい先生はいらっしゃると思いますが、
当てがない方はLECの渡辺先生の授業を検討してみてはいかがでしょうか。

 私は2010年受験用の会計士試験対策の授業を受けましたが、
おかげさまで財務会計論だけは8割とることができました。
(他の科目は復習不足で届きませんでしたが、授業は文句なしです。)
おすすめします。
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