税理士試験 5科目一発合格を目指す!

 他業界で働きながら5科目合格を目指して受験勉強再開中。平成30年(第68回)の試験で一気に官報合格します。

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海外と取引をしたからって免税とは限りません 

 

 例によって、平成23年の受験まではうろ覚え知識で戦っていた私ですが、
平成24年受験からは本格派を目指してパワーアップし、
平成25年受験からはそこに完全なる暗記をテーマに据えて進化しているところです。

 さて、今日は消費税法の復習で確認したことを書いていきます。

 基本的には海外と取引した場合は消費税は免税になることは
勉強を初めてすぐに習います。
日本の消費税ですから、常識的に考えても国内で完結しない取引に課税されるわけないですよね。
素人の聞きかじりモードだとここで終わってしまうわけです。
(私の平成23年受験まではこれでした。)

 心を入れ替えた私が恥ずかしい過去と決別するため、
どれだけうろ覚え戦略で戦っていたかを
恥も外聞もなくさらしちゃいます。、

 例えば、次の問題のような事例を、
免税取引あると判定をしていました。 (←編集部注 誤りですよ)
 当社(法人である。)は国内に所有する建物をA社(非居住者であり、日本国内に支店を有しない。)に貸し付け、その使用料を収受した。

 どういう思考回路で間違えるかというと、
  • 建物は課税取引
  • 相手は外国人
  • 日本に支店なし
  • じゃ、免税だ
という具合です。素人丸出しですな、こりゃ。

 要するに、深く考えずにキーワードだけ押さえ、
相手が外国人なら免税なんでしょ、という単純化。ああ、恥ずかしい。

 本格的な受験モードで勉強すると、
輸入取引以外の取引は、
必ず次のように順を追って分解して判定すべきである、
という思考手順を学びます。

  1. まず、取引が4要件を満たす課税の対象であるかどうかをみる
    ※ 4要件とは、国内、事業者、有償、資産の譲渡等のことです
  2. 次に、国内取引であるものは、課税取引であるかどうかをみる
  3. さらに、課税取引であるもののうち、免税になるかどうかをみる

 だから、こう考えるべきなんですね。
  • 当社は法人であるから事業者である
  • この建物の貸付けは対価を得て行われた資産の貸付けであるから資産の譲渡等に該当する
  • この建物の貸付けは貸付け時の時における建物の所在地が国内であるから国内取引に該当する
 ↓
この取引は課税の対象であり、国内取引である。
 ↓
この建物の貸付けは、(限定列挙されている)非課税取引に該当しない
 ※ 土地の貸付けなら、非課税取引に該当します
 ↓
この建物の貸付けは、輸出免税等に該当しない
 ↓
よって、この建物の貸付けは(4%)課税取引に該当します。
 ※ 免税取引は(0%)課税取引という扱いになります。

 ここで、非居住者に対する取引のうち免税になるものは
  • 無形固定資産等の譲渡又は貸付け
  • 役務の提供で、国内において直接便益を享受するもの以外のもの
に限られます。
だから(消費税法基本通達7-2-1(10)、(11))、
建物が有形固定資産である以上、
取引相手が非居住者であっても免税にはならないんです。

 最初からこうやって勉強に取り組んでおけば済む話なんですよね。
 確かに計算問題を解くときは
キーワードだけ拾って瞬時に判定するという技術も必要ですが、
それでも条規の施行手順を踏む癖をつけ、
それを熟練させ、
結果的に短時間で判定できるようになることを目指す方が
健全な学習態度といえるでしょう。

 急がば回れとはよく言ったものです。
昔の人のすばらしい知恵に素直に学ぶべきでしたね。
思考のない単純化は危険です。
 
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