税理士試験 5科目一発合格を目指す!

 某会計事務所で働きながら5科目合格を目指して受験勉強中。平成26年(第64回)の試験で一気に5科目をGet予定。(予定は未定)

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信用保証協会に払う保証料は・・・利子じゃないよ 

 

 今日は受取配当等の益金不算入額
を計算するときに出てくる
支払利子のお話しです。

 (右側の「密かに参考にしているサイト」にて)
勝手にブックマークをしている
「税理士試験、40代で突破に挑むブログ」さまの記事を見て
学ぶことがありましたので、お裾分け。
あらためましてこの場を借りて、ブログ主様にお礼申し上げます。

保証料は支払利子にあらず

1 結論
 タイトルのとおりです。
(信用保証協会などに支払う)保証料は
たとえ支払利息に含めて経理したとしても
法人税法23条4項に規定する「支払う負債の利子」には該当しませんよ、
ということです。

 つまり、受取配当等の益金不算入額の計算上、
控除負債利子の計算をするときの
支払利子に保証料を含めてはいけない、ということです。

2 専門学校の教材では?
 何ら触れられていません。

 ちなみに、テキストには、
支払利子に含めない(こととしたらそれが認められる)ものとして
  • 利子税、延滞金(納期の延長に伴うもの)
  • 割賦購入資産の取得価額に含めた割賦購入利息相当額
  • 売上割引料
の3つが挙げられています。いずれも通達ですね

 過去に出題実績もなく、
国税庁のホームページでも触れておらず、
(だからでしょうけれど問題集や答練でも見たことなし。)
触れる必要なし、ということなのだと思います。

 といっても、専門学校のテキストを批判したいのではありません。
試験対策上、余計なことはやらんでいい、
という潔い割り切りだと思います。
これがないと、無限に勉強する範囲が増えます。そんなの無理。
ということで、わかりやすさに徹した専門学校のテキストにはいつも感謝しています。

3 ノーテンキな私
 さて、私ですが、上記の記事を読むまでは気づきませんでした。
今まで何の疑問も持たずに完全スルー。
ここを出題されたらイチコロでした。
(でないと思うけど。)

 信用保証料は、金融機関からお金を借りるときに
事実上必ず付いてくるものだし、
時間の経過に応じて費用計上するものだから
・・・利息扱いでいいんじゃない?

 実務でこの別表八(一)を作ったことがないこともあり
会計上の処理だけ意識し、
こんな軽い気持ちで読みとばそうとしたのです。

 知らぬが仏だったかもですが、知った以上は検証せねば。

4 ググって確認 → 考察
 ググってみれば、実務ではよくある疑問点のようです。
たくさんあったうちの一つがこれです。

外形標準課税Q&A 香川県総務部税務課
ここのQ32に以下の指摘があります。

Q32 借入を行う際、銀行等に支払う保証料は、支払利子に含めますか。

A 支払利子とは、法人が各事業年度において支払う負債の利子(経済的な性質が利子に準ずるものを含む。)のことをいい、原則として、法人税において受取配当等の益金不算入の計算に用いる「負債の利子」と一致します。(法72の16②、令20の2の7)

したがって、銀行や信用保証協会等に支払う保証料は、法人税における「負債の利子」に当たらないため、支払利子として計上する必要はありません。

保証料を「支払利子」勘定に計上しているにもかかわらず、同勘定残高を申告額としている事例が見受けられました。その場合は、「支払利子」勘定から保証料を控除することに留意してください。

 地方税の外形標準課税についての問答ですが、
解答の部分は法人税法の規定について述べています。

 しかし、いわれるまでもなく、よく考えてみれば、
保証料は利子ではないのは当たり前です。

 まず、利子とは、三省堂 大辞林によれば
他人に金銭を預けまたは貸した場合に、他人がそれを運用した見返りとして、金額と期間に比例して受け取る金銭。利息。 ということです。

 ちなみに、法人税法では利子について、
特別の定義はされていません。

 もともと、国語辞典に載っている用語であれば、
その意味に特別な意味を込めて使う意図がない限り、
当たり前のことは法律でわざわざ規定しませんから、
その法律の解釈である通達でも触れられなくても当然といえましょう。

 次に、保証料ですが、
これは信用の保証という役務の提供に対する対価です。

 用語の定義ではありませんが、消費税の条文(別表第一)に次の表現があります。
(非課税)
第六条  国内において行われる資産の譲渡等のうち、
 別表第一に掲げるものには、消費税を課さない。
2 (略)

別表第一 (第六条関係)
一 (略)
二 (略)
三 利子を対価とする貸付金その他の政令で定める資産の貸付け、
 信用の保証としての役務の提供、(以下略)
 よって、保証料は利子とは性質の異なるものであるということになります。

 このように、保証料が利子でないことは当たり前すぎるので
条文でも通達でも何ら触れられていない
ということだと結論づけました。

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この記事にいただいたコメント一覧

 

おう、、ググッって下さって。。。どうもどうも。

でも、利子と保証料ってのは感覚的に別物って感じはするんやけど。
保証料って金銭からみでなく、リース関係でも出てくるから。
そうなると、外すと。。
そうそう、消費税。分けてましたね。

国税局のタックスアンサーも、見ていたほうが良いんですよね。
眠くなるけど。

kater #oPE1xa0. | URL | 2012/09/20 09:11 | edit

Re: タイトルなし

kater さん

 そうなんですよ。別物なのは確かなんですよね。

 ただ、簿記の処理だけだと(試験ではなく実務です。)
勘定科目を分けても
どうせ毎月ずつ同じ期間に同額ずつ計上されるし、
風邪幾分も同じだから支払利息一本でもいいかな、
っていうケースに出くわしてたもので。

 控除負債利子の計算なんて税理士(申告書を作る人)以外
縁がありませんからね。

> おう、、ググッって下さって。。。どうもどうも。
>
> でも、利子と保証料ってのは感覚的に別物って感じはするんやけど。
> 保証料って金銭からみでなく、リース関係でも出てくるから。
> そうなると、外すと。。
> そうそう、消費税。分けてましたね。
>
> 国税局のタックスアンサーも、見ていたほうが良いんですよね。
> 眠くなるけど。

おやじ税理士もどき #- | URL | 2012/09/21 00:44 | edit

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